綺麗な石 妄想 2021年05月26日 昔、お祭りの屋台で買ったメノウが出てきました。 紫のグラデーションがとても綺麗で、 見ていると気分が落ち着きます。 【石の魔力】 対面に座っている彼女は、不満そうにタピオカミルクティーを一口飲んだ。 天然石のイヤリングが耳元で揺れている。翡翠かな。 「てか、嫌なら分かれよ~」 面倒くさそうにそう呟かれて、僕の心はどこかへ飛んで行ってしまった。 彼女のどこが良かったんだろう。 ぼんやりと前を向いても、緑の石にしか目がいかない。 ゆらゆら揺れて、僕に語り掛けてくる。 初めてデートした時も、このイヤリングをつけてたな。 僕はこの石に惚れたのかもしれない。 魔法にかけられたみたいだ。 一度嫌になると、何が良かったかわからなくなるね。 にほんブログ村 PR